北欧上陸 6月25日inヘルシンキ
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リアルタイムはリトアニアにおります!
起床。
バスはロシアからフィンランドの国境へ。
3時。これでもあたりは明るい。
出国手続きを済ませた後、少しバスで移動してフィンランドの入国手続きを済ませる。
そこからしばらくバスで揺られてフィンランドのバスターミナルに到着。ロシアとは街の色使いが異なる。パステルカラーが多かったロシアだが、フィンランドはどこかアンティーク調。レンガを積んだような建物も見られる。
朝7:00。あたりの店はまだどこも開いていないようだ。駅のATMで初ユーロをおろしとりあえず近くにあったマックに入ってみる。
ビーガンが売っていた。もう日本でも売られているのだろうか。
ビッグマックセットは800円。ロシアだと300円程で食べられたのに。身の程をわきまえている安井は大人しくコーヒーとチーズバーガーを購入した。
マックでもWi-Fiが使える。しかもパスワードなしでだ。(この後の宿のWi-FiもカフェのWi-Fiも全てパスワードを要求されることはなかった。電話番号を要求されるとシムを持ち合わせていない安井はしどろもどろしてしまうが、フィンランドでは堂々としていられた。なんせ公園にもwi-fiあるもん。)
宿までの行き方を確認し、支払い方法は分からないものの街中を走るトラムに乗り込む。
運転手に支払い方法を確認する。
トラムのカードを持っていないと支払えないとのこと。困ったものだ。
あそこの店で買えるから買っておいで!
トラムのにいちゃんが指差す先にはkioskが。
今回の支払いはどうしたらいいですか?
いいよ!いいよ!旅楽しんで!
この時点で僕はフィンランドが大好きになった。
店で無事にHSLカードの購入を済ませる。デイカードを購入するとトラム以外の乗り物(バスや船など)も有効期間中乗り放題になるらしい。
そのまま宿へ行き、荷物を置いた。
トラムカードを利用し再び市街へ。
正直フィンランドのトラムは無賃で乗っても絶対にばれない。てか多分地元の人で乗ってる人いると思う。日本人としてマナーはわきまえようと思うが。
まずは石で造られた教会に行ってみる。
物珍しさはあるものの、観光地化してしまっているため教会の醸し出す神聖な空気感はあまりない。
そこから歩くこと10分ほどで礼拝堂へ。ささがヘルシンキ、デザインが秀逸だ。
内部もとても綺麗なのだが写真撮影は禁止。欧米人はなんのためらいもなく撮りまくっていた。
近くの建物に入ってみるとそこにはムーミンショップが。ムーミンのデザインも古いものから新しいものまで揃っている。
そのあとムーミンカフェなども発見した。
フィンランドはムーミンの生息地。郊外にはムーミン村などもあるが、ヘルシンキから片道3時間程かかるため断念。
何よりも一番の驚きはムーミンが「妖精」だということだ。かばだと思っていた人が大半だろう。ムーミンはかばではない。妖精だったのだ。
そこからヘルシンキの中心街を歩く。
ヘルシンキはデザインの街として有名であり、フィンランド発祥の名だたるブランドがこの地に集まっている。
マリメッコ
イッタラ
アルテック
街ごとデザインを意識しているヘルシンキ。歩いているだけで自分もデザイナーになった気分だ。
そのあとは港の近くのマーケットに行った。ここでは主に果物や野菜、お土産などが売られている。
昼食はここで摂ることにした。
フィンランドの物価に半ば病みかけていた僕は、その中でも格安なホットドッグを注文した。
これで700円。
モンゴルでは200円。
北欧は僕の身の丈にあっていないようだ。
ヘルシンキ大聖堂にも行って見たものの、こちらもやはり観光地化されてしまい、教会にも関わらずかなり賑わっていた。
もちろん、日本料理店もある。特に寿司屋は多かった。
Sushibar+wine。
洒落ている。寿司はワインと一緒に食べるものなのか。
白身魚を白ワインと一緒に食べる感覚なのか。
寿司の森
まるで「寿司は無性生殖で増えます。」と言わんばかりの店名。対義語は「キノコソテーの海」
その後はデザイナーが数多く集まる区域であるデザインディストリクトへ。
ここの雑貨達も素敵グッズばかり。ララランドの音楽を聴きながら走り回りたくなってしまう。
紙を中心として売っているペーパーイカウッパ?読み方がわからん。
またここの近くにあるこのお店。
エロマンガ。
露骨すぎるだろと思いきや中はパン屋。なかなかトリッキーだ。
その他にも日本で映画にもなったかもめ食堂。価格は大体20€から。
僕もどうしても北欧雑貨が欲しくなり、箸やフォークを探し求めて歩き回った。
かなり歩き回ったものの手に入れたものはこいつ。名前すらわからない。はちみつぐるぐる。
物欲が湧いてしまった僕はストロー達も手に入れた。
これはなんとタピオカを飲む用のストロー。もちろん普通のやつも購入した。
もともと持ち歩いていた鉄製のマイストローは香港で店員に捨てられてしまったため、僕の心の「ストローロス」は深刻な問題だった。
一国を支配してしまうほどタピオカが跋扈しているこのご時世において、必須アイテムと言っても過言ではないだろう。
マズローが生きていれば五段階欲求の根底を覆し、あわよくばピラミッドの最下層に君臨するのではないかと思われるタピオカ。
今後も彼の動向は念入りに追っていきたい。
その後はデザインミュージアムに行った。フィンランドのデザインの歴史がこと細かに記されている。
アングリーバードが生まれたのもフィンランドだったらしい。
NOKIAのガラパゴス携帯の歴史や、各デザイナー達の過去にまつわるエピソードなどが展示されていた。
またフィンランドといえばサウナの発祥地である。
三度の飯よりサウナ好きという程ではないが、あれば入るかなくらいにはサウナが好きな僕は宿の近くで入れるサウナを探した。
幸いにも近くにあったので街観光を切り上げそこに行ってみることに。
内装も落ち着きあるデザイン。木造建築がとても可愛らしい。サウナに入る前から心が暖められた。
サウナに入るための入場料は1300円。もちろん温泉があるわけでない。ただのサウナだ。
かなり高かったがここまで来たのなら入っておきたい。
久しぶりのサウナに身体は幸福を覚える。温泉やサウナに入るといつもそうなのだが、外に上がると身体がけだるい。
なんなら入る前よりも疲れた感覚になる。
サウナからあがると無性にビールが飲みたくなった。
ビールとベーコンを購入して宿に戻る。北欧は酒も高いんだろうなぁと思っていたが意外にも500mlが1.3ユーロほどで購入できた。
宿でベーコンを暖めビールを飲み始める。
一口目を口に含み幸福に浸っていた最中に宿のスタッフに声をかけられる。
どうやら宿でのアルコールが禁止だったらしい。知らなかった。
そのまま外に出る。
右手にはビール。左手にはベーコンが入ったシリコンスチーマー。完全に変質者だ。
このままでは捕まるのではないか。
焦燥感にかられた僕はベーコンをビールで一気に流し込み、そそくさと宿に戻る。
朝から歩き回りサウナにも入りビールも飲んだ。
最高の気分のまま就寝。
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