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物語の締め括り 〜俺の世界一周・完〜 11月7日inアメリカ

ジャック~人の顔をした狼~

ジャック~人の顔をした狼~

リアルタイムはウズベキスタンにおります！

現在はウズベキスタンのサマルカンド。日中は40度近くまで気温が跳ね上がることもあります。宿の部屋にはなぜか冷房がなく、更に現在は停電しております。光のない夜も素敵ですね。こんな暗い夜には少しベランダに出て星空でも！なんてロマンチックな柄ではないので吹き出る汗を横目にブログを更新している所存です。

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　キルギスゲストハウスにて。

ジャックくんこの後どこいくんだっけ？

一旦カザフスタンに戻ります！

え？カザフからきたのにカザフに戻るの？！なんで？！

ヌルスルタンの方見に行ってきます！

わざわざいくの？そんなに見るところあるの？

実はアルマトイで女の子と仲良くなって、、、。
また会うことになったんですよね。

お前ふざけんなよ。笑笑

笑笑。

その女の子、なんと彼が入っている学生団体のカザフスタン支部に入会したそう。現地の女の子と仲良くなるなるだけではなく、学生団体に入会までさせてしまうとは。恐ろしいコミュニケーション能力だ。それにしてもカザフ美女と仲良くなれるなんて。嫉妬全開だぜ！！！！！

目次

WORLD TRAVELER

どうも。世界中で出会った旅人にインタビューをするコーナー「WORLD TRAVELER」のお時間です。今回は少し話しただけでも知的な魅力が全面に溢れるジャックくん。カザフ美人が心奪われるのも納得だ。特に国際情勢や政治に関する知識が豊富で彼の話を聞いているだけで自分も少し頭がよくなれた気がする。そんな彼の旅路をここに記したいと思う。

プロフィール

名前

ジャック

冒険歴

2ヶ月

訪れた国の数

15

一番好きな国

タイ

おすすめ世界遺産TOP3

１位　アンコールワット(カンボジア)

自分にとっては初めての旅。もともとアンコールワットの歴史にも興味があった。遺跡から見渡したジャングルのような光景は最高だった。

アンコールワット

2位　アムール廟(ウズベキスタン)

青と金のコントラストが素敵だった。もともと青色が好き。

アムール廟

3位　タージマハル(インド)

インドが正直嫌だなと思っている時に行った。本当に左右対称。その光景は圧巻だった。

タージマハル
本人ブログ

国志夢走

インタビュー

ジャックくんが旅に出ようと思ったきっかけってなんだったの？

２年生になる前の春休みですね。一度ベトナムにいく機会があってそこである企業家の人と出会ったんですよ。その人が色々な国で事業を起こしている人でとてもかっこよかった。若い頃に色々な国に行っていたそうで僕も就活前に色々な景色を見てみたいなと思いました。

なるほど。しかしベトナムで世界をまたにかける起業家に会えたなんてラッキーだったね！

そうなんですけどその人が実際に起業家かどうかは定かではないんですよね。笑

ん？どういうこと？笑

話を聞くとその有名な起業家というのは少し前に話題に上がっていた方だった。東京大学を卒業し数々の事業を展開しているという肩書き公表していたがそのほとんどが嘘だったとそう。ジャックくんに話していた内容もどこまでが本当か分からないらしい。

おれもそのニュース見たわ！でもそしたらそのときは結構ショックだったんじゃない？

完全にその人の話がモチベーションになっていたのでそのニュースを見たときはなんのためにバイトを頑張っているのかわからなくなりましたね。

たしかに自分がその立場だったとしたらかなり苛立ちも込み上げてくるだろう。むしろ世界一周なんてやめてやる！という反骨精神すら芽生えていたかもしれない。

でもその人の話は実際に筋が通っていることが多かったから。逆に何が嘘で何が本当なのかを自分の目で確かめたいという気持ちが湧いてきました。

おお。なんたる前向きな発想。類い稀に見る好青年だ。起業家の話が非常に興味深く長々と話を聞いてしまった。

旅の途中にハプニングとかってあった？

特にわるいことはなかったですけど！
強いていうならルートが予期せぬ目的地に変わったことくらいですかね！

ルート変わったの？！

このあとカザフスタン戻ることになったので笑

ふざけんなよ笑笑

でも大変だったんですよ。ものすごくむかつくサウジアラビアのおじさんがいて。わがまますぎてその人に振り回されて。そのカザフスタンの子もそのおじさんをかなり嫌がってたんです。

そのおじさんはかなり横柄な態度だったそう。カザフスタンの女の子にもかなりちょっかいをかけていたそうで。でもこれで共通の敵出現だ。恋路にはつきものではないか。

それでは恒例のこれからの旅人にひとことどうぞ！

行くって決めて進めることが大切。

なるほど。進めるというと？

正直、最初は休学届けを出すことも怖かったです。学生団体の副代表もやっていたのでその責任もあるし。学年的に就活もあったので。なかなか決断できない時期もありました。それでもとりあえず飛行機のチケットを取りました。やっぱり行きたいと。ふっきれましたね。

これに関しては周りで聞いていた旅人達も全員同意。とりあえず飛行機のチケットを取る。

直前になって出発が怖くなったり、行きたくないと思う人も多い。でも旅をしていて「来なければよかった」という人に出会ったことはない。ジャックくんのいうことは的を射ていると思った。

キルギスで過ごした１０日間。最後の方はみんなで人狼をやったりした。ジャックくんが人狼の時、僕らは大概村を守ることができなかった。村を守りたい気持ちが誰よりも強かった僕は非常に悔しかった。頭のキレる彼は学生団体だけでなく、今後の日本を牽引していく良きリーダーになれると思う。今のうちに僕もごまをすっておこう。

共に挑んだ過酷なトレッキングは一生の思い出になった！楽しいひと時をありがとう！またどこかで必ず会おう。