下山して宿で人狼やって まさかの展開に何度も笑いをこらえたよ。 7月13日inキルギス
- 2019.07.27
- 第3章(中央アジア)
- カラコル
リアルタイムはバスタ新宿の近くのスタバにおります!
どうも。安井です。リアルタイムがどんどん具体的になっていく今日この頃です。最近は毎日、飲むために新宿に来て寝るために実家に帰るというハードな生活を送っています。「定期がない」という弱点が僕のHPをじりじりと蝕んでいきます。それでも日本に帰ると「飲もうぜ!」と言ってくれる友達がいることがとても嬉しいです。持つべきは友と定期ですね。
本日も元気にブログを更新していこうと思いますので下の画像をクリックしていただきあなたの優しさを目に見える形で僕元へ届けていだけましたら幸いです。
起床。
本日はアルティンアラシャンからカラコルの街へ戻る。15km。帰りはくだりなので行きよりは楽だと思う。本日も頑張って歩きますよん。
早速まずは朝食を摂ることに。
まてこれ。モンゴルの時のあれやん。米をヤギのミルクで炊くやつ。おわた。これ苦手すぎる。
と思って食べてみたら今回のは甘くない。塩がかなり効いているのか口の中にだるさが広がらない。これなら食べられる気がする。
朝食を食べたあとは一度昼寝することにした。昨日までの疲れが溜まりに溜まってしまいなかなか歩き出す気になれなかった。
11時起床。流石にこれ以上寝ているわけにはいかない。
帰り道は曇っていた。牛たちはごろごろしている。キヨさんによると動物が横になっているのは警戒心がかなり薄れいているタイミングらしく、とても珍しいらしい。まあたしかにここに肉食動物がいるとも思えない。
俺がもしもこの牛だとしてもここでゴロゴロしていただろう。牛でなかったとしてもゴロゴロしたい。
曇りが続くと歩いていてもテンションがなかなかあがらない。少し降り出してきた雨もあがらない。あがるのは呼吸だけだ。
行きと同様、ジャック君とまるさんペースリーダー。僕たちが遅すぎるせいで見えなくなってしまった。
音楽をかけながら歩く、歩く。
色々考えてしまう。あと半年程でモラトリアム期間が終わってしまう。正直早く働きたいという気持ちも強いので嫌だという感情はない。
学生時代。刺激的なことは片っ端から手をつけてみた気がする。遊び然り、勉強然り。これから先も自分の人生を刺激的に送っていけるのだろうか。変わらない日常に辟易としてしまうのではないか。自分はどんな人生を送っていきたいのだろう。
そんなことを考えながら山を歩いていると最終的にはポジティブな考えに行き着く。だから登山が好きだ。就活に力を注いでいた3年の夏。悩むことが増えた。1人で長野の穂高に行き台風の中でテントを張ってびくびくしてながら夜を越したこともあった。
やっぱり自然は偉大。自分の悩みなど取るに足らないものだと再認識させられる。日本の山に登りたいな。
入り口に戻ってきた。やっとだここからカラコルの街までは15分。あまりの疲れにバスの中でもまどろみにまどろんでしまった。あだ名をつけるとしたらまどろんだ。つけないけど。
お腹が空いたのでバスステーション近くでケバブを購入。思えばキルギスではケバブばかり食べている。
キルギスのケバブはサイズが異常にでかい。どれくらいでかいかと言われれば僕の顔くらい。わかる人にはわかるだろう。隣のビールと比べたらそんなに大きくなくない?と思うかもしれないがこのビールは1L。
そしてとても嬉しい連絡が親から。
昔働いていたオペラ財団の方からネクタイが送られてきたとのこと。
めいどいんいたりーのおしゃれネクタイ。とても嬉しすぎて日本帰りたくなった。それで帰ったわけではないけども。
ケバブも食べおえ、洗濯も終えたあとは全員で人狼をやることになった。
人狼って何?って人もいると思うので説明したい。と思うほど僕はできた人間ではないし、人狼のルールも簡単ではない。
ざっくりとポップに説明すると「人の村にまぎれこんだ人の顔をした狼をみんなであぶりだせっ!」というゲームだ。
基本的に「私は村人!」という会話がゲームの6~7割を占めるが狼も村人!というに決まっているのでゲームの6~7割は無駄なことをしていることになる。
しまいには
「お前は本当に村を守りたいか?」
「俺が絶対に村を守ってみせる。」
「…。じゃあお前じゃないな。」
という「論理」なんていう言葉は縄文時代の言葉じゃないの?ばりのやりとりも行われる。
狼だと思われて村の生贄になった善人たちには誰が狼か知らされるため、もう村を救う力はないが終始にやにやしてしまう。
先ほどまでは必死に村を守ろうとして真剣だったのに、自分が村からいなくなった瞬間、「村の今後について」などというテーマに関しては対岸の火事。人間など皆、狼だ。人の顔をした狼だ。とは思っていない。もちろん安井は性善説。
結局2時近くまで人狼をしていた。明日は朝からアニマルマーケットへ。
疲れが溜まっていたのかベッドに入った瞬間、爆睡。
- 前の記事
人生で初めて命の危機を感じたアラコル湖 7月12日inキルギス 2019.07.26
- 次の記事
リアルドナドナの世界。少し悲しくなる。 アニマルマーケット 7月14日inキルギス 2019.07.29
コメントを書く