モスクワ到着!! 6月18日inモスクワ
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起床。
シベリア鉄道は夜中でもなかなか明るい。白夜の影響か。日は3時ごろ登り始めるため、そのくらいの時間になるとみなごそごそと起き始める。
モスクワ着は14時予定だ。残り6時間。
電車に乗っている人はほとんどいなくなった。
ずっと森の中を走っていたのだが、モスクワに近づくに連れて徐々に街が増えてきた。
期待が高まる。
14時13分。モスクワの駅に到着。降りてみると、かなり大きな駅らしく、長距離電車はこの駅を中心に、地方まで走っているようだ。
とりあえず予約した宿に向かう。
いつも通りネットがないため、あらかじめスクショしておいた宿周辺の駅を目印に地下鉄に乗り込む。
モスクワの地下鉄のチケット購入方法は至って簡単だ。
目的の駅ごとに料金が異なる日本とは違い、どこの駅に行くにも一律55ルーブル。(約100円)
これを一回分買うか二回分買うかが選択出来る。
その他にも券売機によっては3日間乗り放題のようなものもあった。おそらくパスモのようなものあるのだろう。僕は基本的に街中を歩くのが好きなので買わなかったが目玉スポットを周る観光ならそっちの方が便利な気がする。
エスカレーターは果てしなく長い。見ているだけで吸い込まれそうになる。
ロシアの地下鉄はとてもゴージャス。
駅から宿を探すのがとても大変だったが、周囲の人に聞きまくり、やっとの思いで宿を発見。
宿のスタッフのお姉さんはものすごく無愛想。会話はほぼしかとに近かったが、めげずにチェックインを済ませた。
荷物を降ろして少し一息つく。
とりあえず食料を求めて、歩き出してみた。今日はまだ1日を通して何も食べていない。
街中にしれっと教会があるのがロシアだ。
肝心の食料はというと、モスクワの街はイルクーツクと違いすっかり都会なため、近寄りやすい飲食店が見当たらない。
どうしたらいいものか。
レストランに入ってお金が消し飛ぶのはごめんだ。
しばらくすると見覚えのある看板が。
なんと丸亀製麺だ。(僕が歩いていた3日間、日本のチェーン店は丸亀製麺しかなかった気がする。)
普段はあまりうどんを好まない僕だが、懐かしさを覚え店に入ってみる。
釜揚げうどんは160ルーブル(270円)。トッピングゾーンにはかき揚げや海老天、チキンカツなどもある。当たり前ではあるが全体的に日本より若干高い。
また、他の国の料理をイメージしているのか見慣れない味のうどんがたくさんあった。
カツ丼などの丼ものも展開しているのだが、トッピングゾーンにあるアイテムを、そのままご飯に乗せるという制作過程が露骨に見えてしまうため、何とも言えない気持ちになる。
僕はかまあげうどんを購入。
日本のうどんと違い全くこしがない。うどんって作り手や素材によってこんなにも違うものなのかと痛感した。いままで正直舐めてかかっていた。うどんには誠心誠意謝りたいと思う。
うどんを食べたあとは、帰りがけにビールを購入し帰宅。歩き回りたい気持ちも山々だったが体が持たなかった。
今までイルクーツク日本との時差が1時間しかなかった。ところがモスクワにくるとその差は6時間になる。
道理で18時でも眠いわけだ。シベリア鉄道でもろくに寝ることはできなかった。
大人しく宿に戻り就寝。散策は明日からにしよう。
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