さばと私の外部には明かせない 密な関係。 8月10日inトルコ
- 2019.08.18
- 第4章(ヨーロッパ)
- イスタンブール, トルコ
リアルタイムはフランスのストラスブールにおります!
どうも。安井です。今朝もフランスで野宿をしました。フランスの夜は寒かった。僕の最強の寝袋をもってしても寒かったです。本日でひとり旅は終わりなのでは?と思うほどにこの後はだれかと行動する予定です。また違った楽しみ方に胸がおどりまくっております。
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起床。
わが故郷イスタンブールに到着。今日はアヤソフィアでも見に行こうと思う。
入場するために列をなしていた。並ぶのは面倒くさいので。ある程度の距離感を保ちつつ彼からは離れることにした。
今日なんとしても成し遂げたいこと。それは鯖サンドを食べることとピクルスジュースを飲むこと。
インスタやツイッターで現地のおすすめを紹介していただいたのでそこに行くことにした。
思えば僕と鯖の関係は遠い昔から築かれている。
まず寿司で一番好きなのは鯖だ。彼のいない寿司は寿司ではないとすら思う。そして普通のやつよりも押し寿司が好きだ。鯖の押し寿司。ポケットにも入りやすいサイズ感だしね。
大学3年生の頃。
僕は新小岩で一人暮らしをしていた。一人暮らしと言ってもシェアハウス。
100人規模のシェアハウスなのだが住民の98%は外国人というなかなかカオスな空間で生活をしていた。
毎月歓迎パーティーがあるとのことで。笑いを取って仲良くなろうと気合いを入れていた。初めての1人暮らし。気分はわくわくである。
パーティー当日。入居者発表。メキシコ人28人。プラス僕。
圧倒的に完成された布陣になすすべはなく。挙げ句の果てには「メキシコ人じゃないやつ」という認識で終わってしまった。
出鼻をくじかれた僕。悲しみに浸る。
ある日親が仕送りをくれた。仕送りという言葉の響。最高じゃん。
送られてきたのは。
鯖缶50缶。(味噌煮)
これが外でもない僕と鯖の出会いだった。すでに全て味噌で煮込まれているため味の変更という退路はない。
水48本。
粉チーズ一個。(正直こいつの存在が一番謎。)
毎日鯖を食べ続けた。鯖が大好きになった。食べても食べても減らない鯖。飲んでも飲んでも減らない水。一度も使うことのない粉チーズ。
鯖を食べきったあの日。すごい悲しい気持ちになった。鯖ロスに悩まされる日々。あんなにいつもそばにいたのに。僕の鯖への愛はどんどん加速していった。
シンガポールでインターンをしていた際は鯖をシンガポールに輸出するプロジェクトに関わっていた。
そして今。トルコで鯖を食べようとしているわけよ。
トルコ名物鯖サンド。教えてもらったお店に向かう。
名前はBalikci Tufan。ここにあるよん。
ガラタ橋を渡り新市街の方に行く。
店の面構えはこんな感じ。ちなみに12時オープンなので気をつけてね。30分前についてしまった僕は周辺を歩き回って時間を潰した。
うしろにいるおっちゃんが鯖職人。「おれはこの店が大好きなんだ!」と言っていた。鯖愛を確認。おれもこの店で働きて〜。
いよいよ開店。テンションが上がってくる。
おっちゃんが鯖を焼き始める。
さらに隣ではパプリカや玉ねぎなどの野菜たちをスパイスと共に焼く。(写真撮り忘れた。)
最後は薄い皮で鯖と野菜を巻いて。タレをつけて表面を焼いて完成。
鯖と聞くと和のイメージだがここではまるでイタリアンのようなおしゃれな鯖を食べることができた。タレの部分がいい感じに焦げて香ばしい匂いを放っている。
中はこんな感じ。本当に美味しかった。魚の生臭さもまったくない。また食べたいなあ。
そのあとはトルコで黄熱病の注射が打てると情報があった施設へ。今は打てないから近くの病院に行けと言われた。面倒臭かったので辞めた。
帰りがけに違うところの鯖サンドもたべてみた。ここはガラタ橋の旧市街側にある店でたくさんの人が訪れて鯖サンドをたべている。船の中で大量の鯖が焼かれている。値段は先ほどと同じ15トルコリラ。
完成品はこちら。鯖は焼いてあるものの野菜は生。玉ねぎが辛すぎた。中には骨も入っていて。小学生ぶりくらいに魚の骨が喉にささった。
あとはピクルスのジュース。酸っぱすぎて飲めなかった。中のピクルスだけ食べた。鯖サンドに味がなかったのでピクルスと一緒に食べるとちょうどよかった。
そのあとは前に泊まっていたホステルへ。
シャワーだけ借りるのはいくらですかと聞くと無料でいいよ!と言ってくれた。さらにお茶とか飲みたかったらゆっくりしていけ!と。めちゃいいオーナー。
シャワーも浴びてさっぱりしたところでバスステーションに向かう。
今夜はブルガリアのソフィアへ移動。
またもワイファイを使用するため前回カッパドキアへ行った時のカフェへ。前回は30トルコリラしたのに今日は20トルコリラだった。金額がメニューに書いてないため何が正しいのかわからない。きっと前回はかもられたのだろう。
夕食をとりおえてバスに乗り込む。
ソフィアには朝到着予定。
バス旅のはじまり。はじまり。
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