厳しすぎるロシアビザ取得

厳しすぎるロシアビザ取得
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厳しすぎるロシアビザ取得

ロシアに行きたい!

シンガポールから世界一周へ行くにあたり、どこのルートを通り冒険に出るかは大きな鍵となる。大事なのはわくわくする国。響がいい国。スタートダッシュにふさわしい国。議論の余地はない。ロシアだ。

シベリア鉄道に乗り北欧へ向かう。これこそ大概の男のロマンであり、人生最大の目標でもある。しかし、ここで考えなければならないことはETCのごとく各国を飛び回れる日本のパスポートを持って望んでも、ロシア入国はそう容易いことではないということだ。

ビザ取得が厳しいことで有名なシンガポールとロシア。
シベリア鉄道に乗るためには、シンガポールでロシアビザを取得するしかないのだ。

そうしなければ男のロマンは達成出来ないのだ。

そもそもロシアビザとは?

前述した通り、日本人がロシアに入国する為にはビザが必要になる。(2019年5月20日現在。)

シンガポールでロシアビザを取得する為にはかなりの労力と忍耐が必要だ。

正直なところ、下記サイトの取得方法手順が恐ろしいほどに親切で分かりやすすぎるため、早くロシアビザを取得したい人はこんなくだらないページを見るのは辞めて、すぐにリンク先に飛んで欲しい。

【2019年最新版】ロシアの観光ビザをたった1,500円で申請する方法

シンガポール版!ロシアビザを取得する上での注意点

シンガポールでロシアのビザを取りたいと考えている非常に稀有な同胞達よ。

結論から言うと、僕はロシアビザを取得するにあたり三度もロシアビザアプリケーションセンターに足を運んだ。

同じ過ちを繰り替えぬよう、下記の注意事項はしっかりと押さえておいてほしい。

1.提出書類がやたらある。

下記、実際に手続きの際に必要となった書類の数々である。

POINT

1.空バウチャー

2.電子査証証明書(EVA)

3.証明写真 タテ4.5cm x ヨコ3.5cm

4.パスポート

5.パスポートのコピー

6.WORKPASS(表・裏)

7.SGworkpass画面(SGworkpassというアプリでWORKPASSのQRコードを読み込んだ後の画面)

上記、必要提出書類のうち5、6、7を持って行き忘れた。忘れたと言うよりも提出しなければならないことを知らなかった。

係員の人の呆れ顔は今でも忘れない。

悲しくなったので、早足で帰宅した。

2.証明写真が厳しすぎる。

正直ロシアにどれくらい滞在するかがわからない人は多いと思う。それならとりあえず、最長の1ヶ月で提出しとけー!と考える楽観主義者は僕以外にもざっと5000人はいるだろう。


無論、そんな甘い考えはシンガポールでは通用しない。

お前のロシア滞在期間は本当に1ヶ月なのか?
行きの航空券と帰りの航空券を見せろ。

シベリア鉄道に乗るつもりなので航空券はないんですけど、、、。

それなら1ヶ月の滞在は認められません。

さすがだ。しかし話を聞いていると3週間ならチケットを提示しなくても大丈夫とのこと。バウチャーなどの日程も全て変更して再発行し、電子登録も全てやり直した上で3週間滞在予定だということを伝えるとあっさり通してくれた。

タテ4.5cm x ヨコ3.5cmの証明写真を提出するのだがこれが最難関。

証明写真機で撮った写真では跳ね返されてしまう。

しっかりと書類も揃え、ドヤ顔で提出した僕に、係員はまたも呆れ顔をしている。

提出した写真の下にははてなマークが付いている。

なぜだ。

どうしてこの写真がいけないんですか?しっかりとサイズも正しいはずです。

顔のサイズが3.0cm以上なければならない。お前の顔は2.7cmしかない。

…。

理解し難い返答に僕は唖然としていた。

彼女は僕の0.3cmに何を期待しているのだろう。

その0.3cmで僕はどれだけ成長出来るのだろう。

まるで20歳の誕生日前日の誕生日パーティーで年確をされ、お酒が飲めないでいる大学生と同じではないか。その数時間で何も変わらないではないか。

だが仕方がない。これがルールなのだ。世の常なのだ。

係員は僕になにやら住所らしきものが書かれた紙を1枚手渡した。

ここの写真屋で撮ればしっかりと3cmになるから。

「ここの写真屋」とビザセンターは裏で繋がっているのではないか。そもそもこれは1回目で指摘してくれてもいいのではないか。

その日のうちにビザをとらなければならなかった僕は、ふつふつとこみ上げる苛立ちを胸中に抑え込み、写真センターへと走った。

※写真屋はビザセンターからかなり近いので歩いて行ける。地下一階にある。撮ってくれる人はめちゃくちゃ優しい。疑ってごめん。

この写真提出においてある種の「油断」は禁物であるということを学んだ。

自慢ではないが僕も顔の大きさにはそれなりに定評がある。

証明写真機を利用しても3.0cmくらい余裕で超えるだろうと思っていたのも事実だ。

それでも超えられなかった。0.3cmの壁は高くそびえ立つ。

僕の顔のサイズで無理なのであれば大抵の人類は無理だ。大人しく写真屋に向かおう。

また、奇を衒うような行動は辞めよう。

証明写真機でどうにか済ませたかった僕は、普通よりも大きく映る写真を撮る為「証明写真機」という限られた空間を緻密に計算し「少し前に出て顔を通常より大きくする」という作戦で攻略を試みた。

勢いよく前に出した僕の顔は、誰かが規定した枠には到底収まることも出来ず、未知の世界へと繰り出していった。

「ルールに縛られた人生なんて嫌だ。」

こうして僕は満身創痍で8ドルを失った。
大人しく写真屋に向かおう。

おわりに

正直ロシアビザ取得は難易度が高かった。

彼らははじきかえすことに対して抵抗がない。むしろ快楽すら感じているのではないかと思わされる。実際、ビザセンターに訪れた人の多くが、手続きの途中で何らかの欠陥を咎められていた。

さらに変更点を1度で伝えずに小出しにしてくるあたりが巧妙だ。1回でだめだったとしても気に留めずなんどもトライしよう。

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