最後の大移動〜終わりの地ニューヨークに向けて〜11月4日、5日
- 2021.01.09
- 第6章(アメリカ横断)
どうも。安井です。石川での生活を終えて東京行きの飛行機を待っています。僕が乗ろうとしているANA便の今朝の価格が24000円。先ほど僕が購入した価格が10500円。旅で培った航空券を安く買うスキルは思わぬところでいきています。また海外にいきたいなあ。
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最後の大イベントユニバを終えた僕たち。
僕らのアメリカ旅は終わりを迎えようとしていた。
広大な大地を駆け抜けてくれたイカロスともに。
最後の目的地であるニューヨークを目指す。
ニューヨークは僕にとって終わりの地であり始まりの地でもある。
最初から最後まで。
一人海外を旅したのは大学2年の夏だった。
ニューヨーク経由で南米に入り、計1ヶ月の旅路。
そんな僕の目に映るニューヨークはあまりにも眩しすぎた。
ネオン街というのはこう言う街のことをあらわすんだな。
ネオンという言葉を歌舞伎町でしか認識できていなかった僕はまた一つ成長できた気がした。
あまりにも自由すぎる自由の女神。
この空をまるで手に入れたかのように。高らかに掲げる右腕に惚れ惚れとしたし。
とても大きなマクドナルドのポテトに。
広大なアメリカの大地を感じた。
ニューヨークを満喫し後は飛行機に乗り、南米へ。
飛行機に乗っている最中に話しかけられたおばあちゃんと仲良くなったがスペイン語だったので本当に何をいってるのかは分からなかった。
荷物を持たされたがとても可愛らしく優しいおばあちゃんだった。
タクシーで街に出た。
2日間ひたすら歩いてきたというおじいちゃん。
孤児院を運営しておりその子達にワクチンを摂取するためにここまで歩いてきたと言っていた。子供達の写真を見せてくれた。
孤児院の子供達のためにお金を貯めると言って財布を売っていたので、5000円くらいしたが購入した。
「クリスマスになったら君の家にポストカードを送るよ。」
住所が書いてあるメモをおじいちゃんに渡し、おじいちゃんと別れた。
それからというもの、ポストカードが送られてきたクリスマスは一度としてなかったが、僕の財布代はきっと孤児院を救っているのだろう。
マチュピチュに行ったりウユニに行ったり。他にもたくさんの思い出があったが今回はこの辺で終えておきたい。
とにかく僕にとってのニューヨークはサトシでいうマサラタウンであり悟空でいうところの天下一武闘会なのである。それは違うと思う。
ニューヨークを目指すというのはロマン溢れる旅の締め括りとなるのだ。
アメリカ旅が終わってしまう。僕の世界一周が終わってしまう。
こぶしよりもでかいまつぼっくりから始まった僕の旅路。
圧倒的に体に悪そうなハンバーガーを食べてはしゃいだ日もあった。
指を噛まれると千切れるので触るなという注意書きがあった野生のリスみたいなやつや。
絶対的に車両ではないはずなのに、絶対的な自信を持って歩みを進めるバイソン。
石持って写真撮ったり。
特に何もないガソリンスタンドではしゃいでみたり。
雪に反射する夕焼けも。
星降る夜にホットワインを飲みながら外で寝た日もあった。
その全てが終わってしまう。
僕らの旅が。
圧倒的なアメリカ旅が。
終わってしまう。
そう思うととても悲しかった。
日本に帰りたくない。
旅は終わって欲しくない。
世界一周が終わって欲しくない。
ふと思った。
それでも俺の人生は終わらない。
人生が終わらない限り。
旅は終わらない。
俺の旅は終わらない。
これからも圧倒的に刺激のある人生を。
自分が胸を張って楽しいと言える人生を。
おくってやるんだと思ったその日の夜の大富豪の手札は。
完膚なきまでに弱かった。
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