今まで訪れた国で一番疲れた国トルコ8月6日inトルコ
- 2019.08.11
- 第4章(ヨーロッパ)
- イスタンブール, トルコ
リアルタイムはブルガリアにおります!
どうも。安井です。今朝ブルガリアに到着しましたが、時間に終われる人気者なので本日の午後にはクロアチア行きのバスに乗ります。バス会社のおばちゃんが優し過ぎて朝から涙がちょちょぎれていたのですが、おばちゃんは日本が大好きとのこと。おい、また絨毯か?とも思いましたが。なんと孫の名前を「TOKYO」にしてしまったと。笑顔でfacebookを見せてくれました。なんとそこには小さくて可愛いTOKYOが。可愛い孫。嬉しそうなおばちゃん。かわいそうな孫。
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起床。
宿には朝食がついているとのことだったのでいただくことに。
朝食を取り終えたあとは宿で少しブログを書いていた。同じ部屋に日本人がいることに気づく。話しかけてみることに。
名前はカゲヤマナオキ。かげ。
なんと同い年だった。同いの旅人に出会うことは正直なかなか少ない。本来なら同い年の人は今年から既に社会人。三年の時点で一年休学していたとしてもこの時期はまだ学校がある。僕のように四年で休学というよく分からない行動に出ていなければなかなか出会うことはないのだ。
かげも今社会人をうまく使ってトルコに来たとのこと。2人でイスタンブール観光に行くことに。
関西出身の彼。いじられキャラという点ではキャラがかぶるのだがお互いをいじりまくれる関係だったので面白かった。
僕にとって一緒にいて気を使わない条件としていじり・いじられの関係が成り立つことはぶっちぎりNo.1だと思う。
わがままかもしれないが。いじりたいし。いじられたいのである。ボケ、ツッコミが成り立つ関係は非常に心地よい。
いじられる側にも最低限の人権はある。
たまにいじるのが極端に下手な人がいる。「なんかおもしろいことやってよ!」とか「芸人のあのギャグやってよ!」みたいなのは典型例。
周りもそのいじりのつまらなさにしらけてしまう。なぜかこちらサイドが白けさせたみたいな空気になってしまうので頑張るのだが。
なぜいじられる側が頑張らなければいけないのだろう。
これはいじられる側誰もが抱える永遠の悩みだろう。
その点も踏まえてかげと話すのは本当に楽しかった。まあ同い年っていうのもあると思うが。テンション上がりまくりの街歩きだった。
まずは地下宮殿に行った。
彼が絨毯を1万で買った話を嬉しそうにしていたので絶対騙されてるだろと笑っていた。最初は10万の絨毯を買わされそうになっていたらしい。無理だと断ると分割払いもできると言われたそう。そういう問題ではない。最終的に1万で購入したそう。
よく分からない銅像。口?なのか?
写真を撮りたいという気持ちは山々だったがほとんど暗くて何も映らなかった。
出発までぐだぐだしていたせいか既に時間はお昼時。かげが食べたいレストランがあると言っていたのでそこに行くことに。
ここが本当にとてつもない。
お店の名前はBALKAN LOKANTASI。トルコ名物のロカンタという食堂だ。
外観はこんな感じ。かなり賑わっている。
ミスってめっちゃ注文してしまった。まあミスったわけではないのだけれども。全て自分の意思さ。
どれもあまりに美味し過ぎたので一つ一つ紹介したい。
こちらはトルコの名物料理、キョフテ。煮込みハンバーグのようなもの。肉の重厚感がしっかりと残っており食べ応えがある。正直これでお腹一杯。
ここからは半ば修行である。
こちらはめちゃくちゃ巨大なナスの中身がくり抜かれ、中にひき肉やらパプリカやらの具が入った料理。中の写真は撮り忘れてしまった。きになる人はトルコに行こう。
巨大な鶏肉。上にはチーズとホワイトソースが乗っている。
自分でもなぜこんなに頼んでしまったのか。謎で仕方がないがこれで700円程。
普通に頼めば全然安上がりだと思うのでトルコに行く際には絶対に言って欲しい。今まで訪れた店の中でも一番と言っていいほど味にも満足した。
話しながらトルコの街を散歩。
一つ思ったことはトルコはとても国旗が多い。街の至るところにトルコの国旗がある。日本で同じような光景を目の当たりにすると少し怖く感じる人もいるのではないだろうか。
この後はガラタ橋を渡り新市街を見に行った。
ガラタ橋ではたくさんのおっちゃんが釣りをしている。トルコで有名なサバサンド。サバはどこから来ているのだろう。
街中で売られているレモネードを購入して飲んだ。5トルコリラ。次の日行ったら3トルコリラだった。
新市街を見終えバザールに向かう。街はとても賑わっていて日本語を話せる人もたくさんいる。
全員絨毯を買わせようとしてくるが。
思っていたよりも大分近代的。売られているものは主にチャイセット。チャイが国に浸透しているだけあってカップやスプーンが多く売られている。僕は迷わずスプーンを購入。
もう街全体がバザールのようだ。人が多過ぎて少し疲れてしまう。
一通りバザールも見終わる。かげは今日の夜のバスでカッパドキアへ向かうことになっていた。僕も行きたかったのだがバスの予約がいっぱいとのことで明日行こうと考えていた。
かげを見送りにバス停に向かう途中。1人のトルコ人に話しかけられる。その人は日本で社長をやっていると言って名刺を見せてきた。
今日の夜カッパドキアに向かいたいが便がいっぱいだったということを伝えると「俺が予約してやる。俺は日本人を助けたいんだ。」と言い始めた。
なんやかんやでおっちゃんのオフィスでチャイをご馳走することになった。
オフィスにはたくさんの絨毯が。始まったわ。
おっちゃんがチャイを準備している間の15分ほど。これまた日本で社長をやっているというおじちゃんのお兄さんに絨毯をすすめられる。もう絨毯いらないって。
そのあとおじちゃんが戻ってきたもののやはりバスは一杯で予約できなかった。
店を後にして駅へ。
駅で切符を購入しているとH.I.Sで働いていると名乗るおっちゃんが。確かに日本語が異常にうまい。
そのおっちゃんがいうには社長と名乗る人はたくさんいるので気をつけろとのこと。バスの予約を手伝ってくれるという。
まだバスを予約していなかった僕は探すのがめんどくさかったのでおっちゃんについていくことに。
一番有名なバス会社、「metro」のバスが150トルコリラと言われた。相場通りだったのでそれを購入することにした。結局騙されていてメトロではなく、よく分からないバス会社だったのだが。(そのバス会社のサービスがまさかのめちゃくちゃよくwi-fiもビュンビュンだったためカッパドキアから帰ってくる際は自分でそのバス会社を予約した。)
ここでかげとお別れ。またカッパドキアで会うのだけれども。
その後、広場で座っているとお酒を飲もうと陽気なおっさんに誘われる。結論から言うとこいつも絨毯。
その後もH.I.Sを名乗るにいちゃんに遭遇。日本人とラインをしている画面をたくさん見せてくる。この街にH.I.Sで働いているのは若い人が3人のみだと。他のやつは信用するなと言われた。そして結局こいつも絨毯だった。
ローカルの人と仲良くしたくても最終的には絨毯だ。これでは話していてもあまり気分がいいものではない。
にいちゃんとの話を終えた後現地ツアーの相場を聞きたかったので適当に旅行会社に入ってみた。
あなたは世界一周をしているのであればうちの店のツアーはお勧め出来ません。
いきなりの発言。
おうおう。どうした。
うちのツアーはクオリティが高い分、かなりお金を取っています。あなたにはカッパドキアで直接ツアーに入ることをお勧めします。
そんなことあるのか。日本人顔負けの関係性マーケティング。
この近くのツアー会社だと気球に乗るのは3万円近くします。しかし、カッパドキアで予約すれば1万5000円程で乗れるでしょう。あなたにはそちらの方がいいと思います。
なんやこの人は。
私はあなたに最高の旅をして欲しいと思っています。お金を気にするならカッパドキアのツアー会社の方が安いです。もちろんクオリティはうちの方が高いですよ!
店内には日本人からの感謝のメッセージがたくさん飾られていた。
あと、本当に気をつけてください。トルコ人の詐欺師は一流です。すぐに買わせようとするのではなく仲良くなってから買わせてきます。日本語が上手な人は基本的に信じない方が良い。詐欺にあったことすら気づかないです。本当に上手です。
1万円で絨毯を買い、5万円のカッパドキアツアーに申し込んでいたかげにもこの人の話を聞かせてやりたい。戻ってこい、かげ。
親日と聞いていたのでかなり期待していたのだが。正直今まで言った国の中で一番疲れた。
いい人も、悪い人も。みんな最終的には絨毯やん。
善悪の判断が非常に難しい。本当にいい人もいるのかもしれないが。悪い人もかなり多いので。判断するのが面倒臭い。
これならいっそ100%カモりにくる国の方がまだ精神的にも楽である。全て無視で良いのだから。本当に親切心から話しかけてくれる人もいるので無視するわけにはいかないだろう。疲れる。疲れる。疲れる。
個人的にはなんだかなあというのが正直な印象。他の日本人の方も飲みに誘われて行ってみると高額請求にあったりなど。割と被害は大きいそうで。信じて裏切られる、信じて裏切られるというのは精神的に苦痛だ。
でもこの店のにいちゃんみたいな人に出会うと。捨てたもんじゃないなと。いい国だなと思えるのだが。
宿に戻ると日本人がいた。
安井ですと自己紹介をするともしかして「やすいしゅんたろう」ですか?と。
どういうことだ。
名前はこうへい。なんと僕がインスタを通してやりとりをしたことがあった方がこうへいの友達で。「安井がトルコにいるから見つけたら声かけて」と伝えてくれていたそう。
まさか宿が一緒とは。奇跡中の奇跡。
こうへいは友達のたかきとアメリカヒッチハイク、オーストラリアヒッチハイクを終え、今回はヨーロッパヒッチハイクを結構するとのこと。
おもろいこと考える奴もいるなあ。
こうやって人と人が繋がるならSNSも素敵だなって思う。
明日はいよいよカッパドキアへ。わくわくしながら就寝。
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