かみのけをきったよ。6月7日inモンゴル

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間にZを挟んでくるあたりがかなり粋である。
「ももいろZクローバー」みたいな。「ドラゴンZボール」みたいな。規則性に対してあまり深く理解は出来ていないが、おそらくそんな所だろう。

気になったので髪を切ることにした。
店員に話しかけると英語が通じた。
ほとんど英語が通じないモンゴルでは稀有なことである。

だめだ。

海外で髪を切る時はどうせならどローカルなところで切りたい。

申し訳ないがZを出ることにした。

完全に散髪魂に火がついた僕は、カフェの前を素通りし、血眼になりながら散髪屋を探した。

Ami

ここは良さげだったが店員が全く相手にしてくれなかった。なぜだ。

歩くこと30分。おそらく散髪屋らしき看板があった。

中に入ってみる。どうやらダイレクトにはたどり着けない構造らしい。何店舗も周ったのだ。ここまで来たらむしろ焦らされてやる。

床屋の前の空間

散髪屋に入るとそこにはいかにもよくわからん感じのおばちゃん店員達が。

おばちゃん達には英語が全く通じなかった。僕にもおばちゃん達のモンゴル語は全く通じなかった。お互い何を言っているのか分からず混沌とした状況が続いたが、最終的に僕達は髪を切る運びとなった。

美容院

まずは髪を洗ってくれるらしい。
近くにあったソファにバッグを置き、髪を洗う場所に移動した。

日本だとほぼ仰向けになり髪だけを洗ってくれるところが多いと思う。

おそらくこうだ。

なぜおれは背筋を伸ばし直立に座っているのだろう。

水を多量に含ませた筆で頭を叩かれる。したたる水がおばちゃんの手から放たれる泡をまとい僕の耳に入ってくる。
なまぬるい泡達が。僕の耳の中へ。

おばちゃんは何か言っているのだが、泡のせいで全然聞こえない。まぁ、たとえ聞こえたところでどうせ分からないのだからいいが。いな、そういう問題ではない。

その後、ヘアカットの座席に移動。頭には濡れた髪を乾かすためのタオルが巻かれている。

座席

確かにこれは日本語が流暢に話せるアラブ人そのものだ。確率論で言ったとしても。だ。

陽気なにいちゃんが髪の上を抑えながら近づいてくる。「上も切ると高くなるぞ。」っと言いたげなジェスチャーだったので、そこまで長さに困っていなかった僕は、にいちゃんのルールにのっとりとりあえず髪の横を抑えておいた。

終始バリカンしか使わないにいちゃん。
日本人が髪を切りに来ることが珍しいのか、周りに他の店員が何人か集まってくる。

周囲のおばちゃん「コンニチワ〜」
安井「はーい、こんにちは〜」

どうやら「こんにちは」だけ覚えているらしい。ここで一つの不安が頭をよぎる。ソファに置いたバッグ、大丈夫だろうか。すこし迂闊すぎた。店内とはいえ、ここはウランバートルだ。

バリカンを当てられているため振り返ることはできない。

鏡の反射を利用し、確認しようとしたが僕の位置からは、あと少しのところで見えない。少し顔を傾けてみる。

周囲のおばちゃん「コンニチワ〜!」
安井「はーい、こんにちは〜!」

椅子に座る前に確認した時、バッグの隣に一人座っている人がいた。そいつに取られているのではないか。どうにか確認できないか、、、

周囲のおばちゃん「コンニチワ〜!!」
安井「はーい、こんにちは〜!」

兄ちゃんはカミソリを取り出し最期の仕上げに入る。クリームも使わないので首を切られるのではないかと気が気でなら、、、

周囲のおばちゃん「コンニチワ〜!!!!」
安井「はーい、こんにちは〜!」

もういいわ。

髪の毛を切り終えバッグを確認したがどうやら無事らしい。ええ人達やん。

案の定、サイドだけを切られ、髭と髪の境が分からない髪型になった。

ヒゲをはやしたたらちゃんみたいだ。磯野と野球したくなってきた。

ピロシキが食べてみたかったため、店員さん達に写真を見せると、にいちゃんがピロシキが売っている店まで案内してくれた。

かなりローカルな店で、僕が行ったモンゴルの料理店の中でも格段に安かった。瓶コーラと羊肉プレートで5000トゥグルク(200円弱)である。お腹も空き、のども渇いていた僕は羊セットとピロシキを注文した。

先にピロシキが運ばれてきた。中には野菜と挽肉が入っていた。

かじってないよ。ちぎったよ。

続いて羊プレートと、瓶コーラが来る、予定だった。店員の手にはなぜかマグカップが。

羊プレートと

お湯。

ん?
お湯?

他の人のテーブルには瓶コーラが置かれている。

もう一度マグカップの中を覗いて見る。

非常に純度が高い。透明と言っても遜色ない。暖かい。

お湯だ。

なんでこんなに喉が渇いているのに。
俺だけお湯なんだ。

お湯が好きそうな顔だったのかよ。
どんな顔だよ。

こうして多少の不満もありながら帰路についた僕は、速やかに帰宅し、シャワーを浴びて就寝した。お湯で温まった体はすぐに眠りにつくことが出来た。ありがとう。

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