グランドキャニオンの底の底 10月22日inアメリカ
- 2020.03.15
- 第6章(アメリカ横断)
リアルタイムは自宅におります!
どうも。安井です。ついに明日は我が家から僕の荷物を運び出す時です。4月からは社会人として一人で生活していくことになります。これまで完全に甘やかされて生きてきたのでちゃんと生活出来るかなという不安な気持ちが半分とまあ五日間ヨーロッパで野宿としかしてたしなんとかなるっしょという気持ちが半分です。頑張りますね。
楽しい楽しい思い出も終盤へ。全部書き終わったら一回読み返してみようかな〜。
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起床。
今日はグランドキャニオンの周りをハイキング。
最初はかなりの高低差の中、20km頑張って歩くという鬼のプランを考えていたがそれは断念。
8kmくらいの可愛らしいコースにするかーと言っていたが。
パイセンはとても行きたそう。
俺はいくぞ。一人でもいくぞ。
とまでは言っていないけど。
それくらい行きたそうだった。
そして僕らは2チームにわかれた。
男子+藤ちゃんチームと。
女子−藤ちゃんチーム。
この2チームに分かれたわけだ。
どこに向かうのかというと。
昨日の写真でいうところの。
この谷底。
どんだけ下がるんだよっていうね。
俺は高みしか目指したくねーよ。っていうね。
グランドキャニオンに底があるなんて。
そもそも知らなかった。
妙な好奇心が湧いてきてしまうよね。
まずはみんなで入り口を目ざす。
チームプラス藤ちゃんで記念撮影。
みんなまだこの時は笑ってられたのよね。
歩いている途中にはリスみたいなよくわからない生き物もいた。
ちなみにこいつには触ってはいけないらしい。
菌がたくさんなのと指を歯で噛みちぎられるとのこと。
まあそんなに可愛くもないから触ろうとも思わないんだけどね。
グランドキャニオンの岩肌はこんな感じになっていた。
まあなんていうか。
岩やね。
人の顔がたくさんあるようにも見える。
ここから下まで降るのか〜。
片道10km。
徐々に地上が見えてくるけど。
まだまだ遠いのよな。
歩いても歩いても。
見える景色が一向にかわらんくて。
音楽を流しながら歩く。
カントリーロードを流している時は流石に感動した。
カントリーロードっていつ流しても感動するけれども。
今回の感動はすごかった。
故郷でも全くないのに何かそれに近いものを感じた。
ようやく地上の道が見えてくる。
ちなみによくこの写真を見ていただくと地上に一本の道が見えるのだが。
その先端が目的地だ。
歩いている途中には鹿もいたのだが。
もうそんなものを見ている余裕はなかった。
シカト。
ごめんなさい。
持ってきた食料はバナナとりんご。
20kmを歩くにはあまりに軽装備すぎた。
だが到着した地上には。
最高の景色が広がっていた。
こちらはコロラド川。
ちなみにここはめちゃくちゃ高い。
あんまり高度が伝わりづらいかもしれない。
みんなで記念撮影。
崖から落っこちている風の写真も。
この絶景を前にりんごを丸かじり。
腹減りすぎて。
20個くらいもってくれば良かったわ。
いかにも楽しそうに見えるこの写真だが内心帰りのことしか考えられていなかった。
ここからまた10km。
さらに帰りは登りである。
もうなんならずっとここにいたいとすら思った。
日が暮れてしまうと寒くなってしまうので。
そそくさと帰路に立つ。
あれを登わけよ。
地獄ですよね。本当に。
ちなみに行きはカントリーロードを流してた僕たちも。
帰りはひたすらZARDの「負けないで」を流し続ける。
それでも何度も負けかけた。
ぐいぐい登っていく。
疲れ切ったあと、なぞに変なモードに入る時がある。
そうなると意外にも足取りは軽い。
鼻歌まじりで登り坂を駆け上る。
でかい肉。でかい肉。
登り切った暁にはみんなででかい肉を食おうと約束し。
ぼくらはでかい肉のために頑張った。
さっきまで歩いてきた道はすっかり陰ってしまって。
もうふくらはぎもふともももパンパンだった。
それでも歩き続けて。
やっとたどり着いたバス停。
グランドキャニオンの夕陽をもう一度見られる時間には帰って来れなかったけど。
最高にきつくて楽しいグランドキャニオンでした。
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